kurikon65

人生 日々是好日。しかし難しい。

博多の夏。

コロナ禍が落ち着いてきたので

頻繁に帰省している。


入所している母親に会うためだけど

施設内での面会は なかなかに難しい。

4年ぶりに会えたのが5月の下旬。

空白を埋めたくて今月も帰省したけど

施設内に感染者が出たらしく

会うことは叶わなかった。


幸い元気にしてるとの事なので一安心。

少し町をぶらついて帰ることにした。


博多の町は山笠一色だった。

Cafeから見る法被姿の男衆は

いつ見ても惚れ惚れする。


「追山が終わると博多の町には

本格的な夏が訪れる」


子供の時からよく聞くフレーズ。

目に見える風景は変わっても

記憶の風景はあの頃のまま。

音も匂いも肌に感じたあの暑さも。


人生の半分を過ごした町だもの。


お母さん

8月もまた会いに行くね。


会えますように。